あなたの隣の青い春

ー Not Secured,Loose Ends -

シルクホースクラブ 第2回追加募集検討③ 動画を見て、サファリミスの18が思いのほか好印象だったので自分で自分の背中を押してみる

本日、断続的に数頭分の動画がアップされた。しかしこの動画の上げ方、まさか1頭ずつ作成しながら出来た馬からアップしていってるのか?w

(これ書いてる間にも1頭ずつの動画アップは続き、夜10時頃に全部上げ終えていた)

 

立ち姿と血統表だけが材料の段階ではいまいちピントが合わずに

ハーツクライオタクの自分でも「なんだかなあ」という感じだったのだが、

動画が公開されて俄然興味がわいたサファリミスの18について強引に褒め倒してみようと思う。

 測尺・馬体と血統表と実際の動画での動きを照らし合わせて、まずパッと脳裏に浮かんだイメージがアドマイヤラクティだった。

簡単にアウトラインを比較しよう。

 

アドマイヤラクティ

・母がNorthern Dancerクロス

・特に牡馬へスタミナを伝えるSeattle SlewとPrince Johnの組み合わせを持つ母父エリシオ

・HornbeamとSpecialを通じるナスペリオンのクロス

・ハーツのBusandaと脈絡するWar Admiral & La Troienne

・体型や競走馬としてのキャラクターは、Seattle SlewNijinsky胴長体型と、

ボルキロラトロ+ナスペリオンのハーツ牡馬らしくギアが重めでそこそこ斬れる大箱向きステイヤー

 

ハーツクライ産駒としては教科書的存在で、好相性の、Seattle Slew(ボルキロ)・Special(ナスペリオン)・Busandaに合わせるウォーアドラトロを併せ持つ馬だった。

 

サファリミスの18は

・母にNorthern Dancerは1本のみ

・母母父SonusはSadler's Wellsのラインで、HornbeamとSpecialを通じるナスペリオンクロスに

Sonusには更にボルキロのSuccessorも入る。

・うっすーいながらNo RobberyとMr. BusherでWar Admiral & La Troienneのクロス

・奥の方にはPrince Johnもあるね

 

どうだろうか?(いや雑)

f:id:hearts-cry2:20200425002130j:plain

f:id:hearts-cry2:20200425003422p:plain

おそらくキャラクターもかなり似通ってくると思うんだよね~。

あと、掘ってて思ったのはサファリミスの牝系の持つ血の質の良さね。日本の芝系種馬と合う。まずそのうちこの母父ノットフォーセールも大当たりを出すでしょう。

 

ここからちょっと真面目な見解。

繁殖としてはサファリミス自身にも母母にも強いクロスはなく、父Not For SaleにSwaps4×3がある程度で特別主張する血統ではなく、

基本的には種牡馬に引っ張られる部分が大きいと思われる。

詰まり詰まったハイインローが与える影響が恐らく最も大きく、その他の要素が

サドラー・ボルキロ・Hoist the FlagWar Admiral押しなので

ディープ牡馬のガラチコがやや薄手で細身の造りでもあんなに粘着力に寄った渋い馬に出たり、

同じくディープの牝馬は更に小さく出すぎて上手くいかなかったというのも納得できる。

そこから考えるとハーツクライの牡馬に変わって

体質はサンデー系で関節可動域は広くしなやか。中型以上のサイズにボリューミーな胸囲からは逞しさすら感じさせ。すでに低めの重心でなかなか素軽い脚捌き。

気持ちも乗ってるようだし、ハーツ牡馬のこの時期にありがちな特有のユルさからくる動きの緩慢さや非力さがあまり見受けられないのも良い。特に繋ぎの反発力がいい塩梅。

間違いなく芝の長いところ向き、というか持続力に寄ったタイプだろうが

これは硬軟のバランスが上手くハマっているのではなかろうか?

 

イケる気がしてきた(ほんとかよ)

ついこないだ皐月賞の回顧で、ディープインパクトハーツクライの出し入れでこうも変わったりする。おもしろいねーって内容を書いたばかりなので

余計に自分の気持ちがノッた面もあるw

www.torenoai.info

 

ゆーてね、ゆーてサファリミスの18は超人気することが予想されるので

申し込んだとして相当狭き門になるのはわかってるわけだ。

ハズレても、もし走った時にフフフッとあとでニヤニヤできればいいな~というやつ。

パッと思い浮かんだイメージがアドマイヤラクティだったので、夢の続きを……という思いもあったりしたから残しておこうと。

 

 

さて、

ガラチコはセレクト取り下げもあったワケアリ馬で、

ミッキーローズもこちらはセレクトセールで1億超えで取引きされつつ、ディープのハイペリオン牝馬らしく?400キロしかない馬だった。

ハーツ牡馬でいよいよか。しかし、

普通なら億くらいの札はつきそうなサファリミスの良さげなハーツ牡馬が一体どうしてこのシルク2歳春追加募集まで姿をくらませていたのか……というねw

5000万ってむしろ安売り感ある。このボリューミーな馬体を支え続けるには管囲も少々頼りない。なんだかドキドキするねえ。

 

せっかくなので母サファリミスが勝った1000ギニーの映像をば。

こうして見ると本馬は結構おかーちゃん似かな?