ボージェストの19に当選したので、今さらな雑感と共に
はい。タイトル通り当たってしまいました。
しゃあああああああああああ
— MiKi (@sundaysilence96) May 7, 2021
(抽選ってちゃんと当たるんだ…) pic.twitter.com/kvl1zYdu3G
……
シルクさんの追加募集で「お、おう……」となる現実を突きつけられたもんで(去年ほどのインパクトはまるでなかった)
直後に控えるキャロット様の追加募集馬は頑張って掘り掘りしちゃうぞ~
とか意気込んでいたものの、実際出てきたのは「う、うん…」くらいの馬たちでやる気が萎んでしまった。という言い訳。
当初はキャロットなので血統の魅力だけでマニーズオンシャーロットに行こうかと思ったりもしたんだけど、ゆっくり考えなおし、自分の基準で行けるレベルなのはボージェストだけだよなあ、なんて思考がぐるぐるしているうちに近づく締め切り。
最終的にボージェストのみポチって当たりやした。
抽選ってちゃんと当たるんだね。シルクのせいで忘れていた。
一応、各馬への簡単な印象を置いとく。基準は以下に↓↓
シルクホースクラブ 2021年度第1回追加募集検討。今年も10頭いるよっと - あなたの隣の青い春
ラフィエスタの19 牝 父ドレフォン(母父スペシャルウィーク) 2000万円
サイズ申し分なし。特に手術歴など無し。育成の進みも良く早期入厩示唆。
ウインドインハーヘア牝系で安めということもあり人気する要素は揃ってた。
しかしラフィエスタといえばシルク民はラスファジャスを思い出すよね。あれの募集時の出来栄えは素晴らしかった記憶。
比較してしまうとどうしても印象が落ちる。
馬体は雄大なフレームのわりにちょっと寂しく見えるが(まあ牝馬だし)走らすとなかなかセンスありそうな身のこなし。
上は悉く上手くいかず繁殖として全く実績残せていないものの、本馬はセレクトセール出身でもあり健康面に関しては一定の信用は置けそう。
さて、走るやろか? 全然わからん。
というかイメージができない。なにか特徴があるわけでもなく、それは配合面から見てもそう。芝でキレる馬ではないだろうし、だからといって短距離や長めの距離やダートでブイブイというタイプでもない。難しい。どこかで勝ち上がってコツコツくらいはありそうだから、という「R」
マリアライトの19 牝 父ロードカナロア(母父ディープインパクト) 5000万円
この血統がここまで出てこなかったんだからそりゃ小さかったんだろうというのは言われなくてもわかる話で(ただでさえカナロア×ディープの牝馬だし)
上手く育ったのかなと思いきや未だ400キロ。管囲19㎝。ついでにボーンシストでしたテヘペロ。
近況含め字面だけでこれはちょっと……感を必要以上に滲ませる。
骨格や体質、歩様なんかはこの血統らしさが見て取れるんだけど、だからどうしたという状態。
坂路動画も現状このペースでアップアップしてて、ボーンシストでの遅れが思いっきり響いてる感じだし、これで1月生まれなんだもんなあ。
これなんとかなったら凄いなあ。いくらアワブラの可能性あると逝っても5000万はなあ。「NR」
アブソルートリーの19 牝 父ミッキーアイル(母父Redoute's Choice)1800万円
廉価のミッキーアイル牝馬が音無行きってだけでそれなりに期待値ありそう。という入り口。
この母、理由はわかんないけど受胎しにくい?ようで、ディープやドゥラメンテの相手にも選ばれながら結局産駒を出してこれなかった。
この馬も骨片摘出があったようで。
歩様を見るとなかなかしっかりしていて確かな筋力を感じる。坂路も力任せスピード任せに突貫してる。気性的な綱渡り感もありつつ素のスピード自体も高そうなので、ミッキーアイルならこれはこれで良いんじゃないかなと。
ここまで血統表尖ってると母としても面白いことできそうよね。「R」
マニーズオンシャーロットの19 牝 父Arrogate(母父Mizzen Mast) 2400万円
フレーム大きいのにシュッと華奢に映る体型はUnbridled's SongとCozzene経由のCaroクロス馬っていわれるとなんか納得。母母もミスプロクロス馬だったりでアメリカ~ンパワ~なイメージではないね。
まだまだ薄くて走ってるとこ見ても力感に欠けるし単純に今の状態で判断すれば一言「厳しそう」となる。
ただ、スピード自体は秘めていそうで身体が追い付いてくれば格好は付けられるかも。
僕はどちらかといえば資質的には芝馬寄りなのではと感じるけど、さてどうだろうか。「R」
ボージェストの19 牝 父エピファネイア(母父キングカメハメハ) 4000万円
ボーデンの下。そうでなくてもエピカメサンデー牝馬。
全兄ネクサスアルカナムがズッコケ済みだけどあれはまあ初仔だし色々難しい馬だったのでノーカンで。それを抜いてもボーデンだってなかなか上手くいかず、難儀そうな血筋。
どうしてこんなところへ? なんと両トモボーンシストだったそうなw
しかしそんな字面からの怪しげな心象なんてどこ吹く風、驚くほど順調に乗り進められており早期移動すら見えている状態。
坂路入りが10月ってことは発見→処置自体が早かったのかなあ。それにしたって凄いリカバリーと成長速度。
前駆の充実ぶりと比べたらまだまだ後ろが弱そうに映る。坂路でもそういう部分は垣間見える。とはいえ、現状でも勝ち上がりくらいは問題ないレベルにあると思うし
ボーデンのように前肢の回転力がありつつも、もう少し明確に大箱向きのタイプへ育ちそうだから
このまま早期デビューからの勝ち上がりをキメてゆったり進められれば大きなところまで期待していいかもしれない。
なんか抽選に当たった後というのもあって凄く褒めてるようだけどリスクもハッキリしていて結構なギャンブルではある。
個人的にはボーンシストの手術歴よりも、血統的な体質面と、上体が充実しているからこそ響きそうな管囲19㎝の方に不安感が大きい。
まあ手塚厩舎なのも考えあってのことだと思うので、なんとかなって欲しいなあ。
厩舎の先輩稀代のデータクラッシャー、フィエールマンのように常識を忘れさせるくらい活躍してくれたら嬉しいな(期待しすぎ)「SR」