サンテローズ衝撃のデビュー戦勝利と、シルクホースクラブ2020年度1歳募集馬の価格＆厩舎入り確定リスト出たよ

僕がちまちま1頭ずつ1歳馬の募集予定リストからのイメージを書き殴っている間に

シルクさんから価格＆厩舎込みの確定リストが出てしまった（）

ちまちまやりすぎたね。しょうがない。時間かかりすぎた。反省。

一応カタログ公開までには全頭分やっておくつもりだし、書く内容に価格＆厩舎からの印象は排除したままやりまする。

募集馬の価格・預託厩舎が決定いたしました。詳しくは

2020年度 募集馬情報 | シルクホースクラブwp　ページでご確認ください。

予定リストから消えたのは母ペンカナプリンセスと母イオスかな。

さて、

僕は今週とても気分がイイ。

函館SSへ挑戦したスイープセレリタスは初の1200で残念な結果となったのにだ。

だってサンテローズがなんとも爽快な勝ち方してくれたからね！！

ほんと胸のすく思いですよ。この馬の出資者は一人残らずみんな同じ気持ちでしょう。

戦前とにかく不安感を煽られまくったメンタル面も、パドックでは落ち着いて周回していて返し馬もスムーズ。なんならのんびりしすぎてゲートじゃ他の馬たちが出払ったのを確認してから「あ、やべ」てな具合に慌てて出ていたように見えたくらい。

スローで進んだ道中もスムーズ。大きく出遅れたものの前半の走りを見てるだけで、これは本当にここらじゃ地の脚力が違うなという確信が持てたし

あとは展開させどうにかなればって感じだった。

スローを利用して2着馬が向こう正から早々と先頭まで捲り上げてくれたのは僥倖でしたね。

あれのおかげでかなり楽になった。

それでも3コーナーあたりでは、何ちんたらしてんだ早く動けよさすがに今の函館でケツから多頭数の大外ブン回しはキツすぎるぞって焦れてて。

インベタで悠々と走る先頭の後ろで10頭分くらい外を強引に回ってきたときはちょっと笑ったｗ

それ見たことかと思ったもんだけど、それも一瞬。

いざ直線向くとあまりにも他馬とは脚色が違っていた。

函館の直線はとにかく短く直線向いてすぐ残り200のハロン棒。

普通に考えれば絶望的な差がまだ先頭とはあったんだけど（1秒くらいかな）

にも拘らず、楽に届いちゃうだろうなというちょっとした気持ち悪さあったよね。

他の馬が止まって見えるとはまさにこの事。

レースタイムやラップ内容から精査しても、まず第一に相手関係がかなり楽だったのは否めない。その上でサンテローズ自身の性能も抜けてたからこんなそうそうお目にかかれない気持ち悪いレースになったんだな。

時計レベルからして次走に想定される8月頭の牝馬限定札幌1800の500万でも初戦くらい走れれば問題なく通過するでしょう。

出遅れの分とコースロスの分だけを考慮しても初戦より悪くなることはないだろうし。

ゲートも次は慣れてちゃんと出てくれるといいね。そうなればさらにその先までトントン通過できる。

ここまでひたすら上手くいかず、なんとかかんとか間に合って

ちゃんとこれだけのモノを持っているんだぞというのを実際にレースで示すことができただけでも僕はとても嬉しい。

ここからは順調に、走るたびにより多くの人の記憶に残るパフォーマンスを見せてくれたら最高だね。

なんとか、無事にいきますように……。

以下ちょっと馬選びに関する話

女サリオスみたいって声が上がってたけど確かにそうだなあ。

おそらく資質的な部分ではかなり似通っていると思う。

けれどこれを1歳の募集時に読めたかというとやっぱり難しい。

サンテローズに関しては、母系の血から受けた胴伸びと筋力、軽い造りで手先の強い機敏な脚捌きが明白で

それにハーツクライの特徴がマッチして芝向きサンデー系のしなやかな肉質を得つつ、

柔らかく綺麗に伸びる膝下と理想的な傾斜と可動域の肩に程よい長さの首差しがフィットして

レースで強く、速く、大きく動ける姿が手に取るようにイメージできた。

しかしてサリオスはぶっちゃけ牛にしか見えなかったｗ

デインヒルパワーが乗っかってるのは一見してそりゃわかるが、あんなにスピードがあって俊敏でなんてのはとても想像できなかった。血統表と動画を同時にどれだけ眺めても今の結果をイメージすることは自分には不可能だった。

せめて軽いキャンター程度でも走っている姿を見られればまた違ったのかもしれないけど、そんなの無理筋だからなあ。

結局のところ『自分にわかる馬』から判断するしかないから、どう転んでも7000万のサリオスを自信もってポチることは自分にはできないことだ。

でもいいんだよ。サンテローズみたいな馬はちゃんと拾えるんだから。（強がり）

せっかくだから反省＆復習材料として前ブログに書いてた1歳募集時の評価を載せておこう。

39．　マンビアの17　A

こちらはペンカナとは逆に非常に活力を感じさせてくれる。

ハーツと相性のいい血が硬軟織り交ぜバランスよく注入されていて、歩様からも特に問題は見られない。

ちょっと胴が長く見えるかなって部分も脚捌きがこれくらい軽くキビキビしていれば理にかなっている。

管囲19.1って数字だけかな。それでもこの構造なら特別大きな問題にはならないと思う。個人的な期待も込めてのこの評価。

今年のハーツ枠はこの子で。

今年はしっかり納得できるハーツっ子をGETできた。

前に書いていた通り、血統配合的にはちょっと配置とか経由する馬に不満というかもう一歩感はあれど、ハーツに必要な血を持てていることには違いないので文句はない。

管囲の細さに怖さはあってもそんなに無駄肉がついたりする体質でもなさそうなアスリート系だし構造的にも特に気にはしない。

兄のダノンジャスティス同様かなり母マンビアの主張も感じさせる馬体と動きで、このあたりはミスプロとThong×Moccasinの全姉妹クロス等を持つ母母Algoaからの影響が強いのかなと思う。

こういう強烈な名牝クロスがボトムラインにある馬にはやっぱり爆発力を期待してしまう。やや胴長な体型だけど膝軸の回転系歩様だし、

こちらも兄同様なかなかピッチを利かせる走りをすると想像できる。

血統構成から読むと性格的な強さもあってハーツ産駒としては仕上がりも早い方だろう。

適性的にはたぶん1600～2000くらいが合うイメージかな。頑張って欲しい。

あっさり折れないでねｗ

なおあっさり折れた模様ｗ

ついでに当時のサリオス評も載せとくけどやる気なさすぎだわｗ

5.　サロミナの17　C

これは凄いな。

なんだこの圧倒的なフィジカル。適性がどこにあるのかまるで想像つかないがこの豆タンクめっちゃケンカ強そう（小並感）

死語を使ってしまうほど語彙力を奪われるインパクト。ちゃんと評価しろよってところだがこんなの予測しようがないですｗ

これで堀なんだもんなあ。どうなるんだろこの馬。気が付くと東京1400とかで突進してたり東京ダート2100とかでノッシノシ走ってそうなんだけど。つまり適性がさっぱり読めない。

馬は難しいです。まだまだ修行が足りない。