あなたの隣の青い春

ー Not Secured,Loose Ends -

モチベーションあるうちにシルク18年産(現2歳)の簡易評価もこっちに移しとく、等。

密かに今日シルクさんの最終票数発表あったりしないかなってソワソワしてたんだけどなんにもこなくてズコーッ。

しかしヒンドゥタイムズ中京のケフェウスステークスへ(こんなレースできてたのね)というプチサプライズがあったからまあ良いや。

「今後の為に少しでも賞金を加算しておきたい気持ちがあるので~」ってのは超同意なんだけどローカルOPのハンデ戦って如何にも斤量盛られそうな条件だなあ。

とはいえ野路菊Sの日で騎手は確保できるだろうし、中距離路線の夏重賞が終わった直後の一戦という事もありメンバー的には楽観できる気もする。ゆーてどのみち乗るのは机かもしれないけどw

タカシを信じるのみ。

 

さて、こないだ現3歳世代のレビュー切り抜いてここまでの結果を確認してみるの楽しかったので(僕が)、せっかくだしモチベが残っているうちに昨年度分のざっと見簡易レビューもこちらに移しておこうかなと。

では早速。すでにデビュー済みの馬たちをば。

 

ヴェールクレール 1400万

69. ウルド (メス) リオンディーズ 

これも良い出来栄えですな。リオンディーズは本当に見栄えがする。

 

アランデル 2500万

13. ガラディナー (牡) ハービンジャー
後ろが如何にも若駒ハービンジャー
動かしてもやっぱりトモが流れてまだユル~いんだけどこの馬は前が良いから成長次第で結構面白いと思う。
大柄ハービンジャー牡馬で大竹、なるほどねって選択もされてるしな。

 

ドゥラモンド 4000万

17 .シーズインクルーデッド (牡) ドゥラメンテ
密かにかなり期待していた。
ドゥラメンテにしては締まりもあって柔らかすぎないのは好意的に見ておきたいけど前捌きには若干コレジャナイ感もある。
骨格からして意外にも母の影響強そうだし距離には限界あるだろうね。特徴がないのが特徴みたいな馬。

 

クールキャット 2500万

31. メジロトンキニーズ (メス) スクリーンヒーロー

スクリーンヒーロー牝馬だからね…

で終わらせてしまうのはさすがにアレか。

小さく出がちなスクリン牝馬にしては圧倒的なサイズを誇るわけだが、これは良いこと…なのかな?w

でも脚捌きは軽くて芝向きだし、この構造で立ち肩だからそれこそトリオンフみたいな感じなんだろう。

でかいけど特別馬体面にリスクは感じない。

 

この馬にはTwitterの方でも触れてたからこれも貼っとく。

 

 デイトンウェイ 1800万

59. ビバリーヒルズ (牡) リアルインパクト

手っ取り早く勝ちたきゃリアパク買っとけみたいな風潮ができつつある今日この頃。

これもそういう類の馬、しかもブリリアントベリーだからね。芝ダート兼用でながーく走ってくれるんでしょう。

 

ノックオンウッド 7000万

35.トゥアーニー (牡) Frankel

こっちはセレクト落札組! 堀厩舎の! フランケル

字面だけで怪しい香りがぷんぷんするw

しかしこれはなかなかフランケルらしいフランケルだね。

距離には限界あると思うけど捌きが軽くて軽い芝でのスピード比べも対応できるタイプ。特に悪いとこない。

7000万だからね。どうだろ売れるかな?

 

8/7現在すでにデビュー勝ちを果たしてる馬はここまで。まあさすがに雑だな。めっちゃ雑w

 

ゾディアックサイン 4000万

20. レネットグルーヴ (牡) モーリス
エアグルーヴにキンカメにモーリス、さてどれが勝つのだろうと思っていたらモーリスの圧勝。
立ち姿なんてあからさまにモーリス。
歩様までモーリス。
なんならルーカスの募集時すら思い出させたよね。
膝軸回転系歩様でこの肩なら問題はトップスピードがどれだけ期待できるかなんだけど、そこに関してはイントゥザグルーヴ≒ランニングヒロインとサンデー3×4に掛かってる。
楽しみな馬だ。こういうのが走ってくれればモーリスもわかりやすくて良いんだけど。

 

クインズムーン 1600万

36.ウッドコックムーン (メス) Gutaifan

グタイファンって誰やねん。

なんか毎年どこかしらで見てる気がするなRoyal Applause持ち。評価高いのかい。たまたまかな。

活気があって良いんだけど、骨格から考えてもちょっと前の踏み方怖いよな。

ザッと血統表見たところ牝馬に出たのはまず良いポイントかな。安いし一考の余地あり。

 

リュラネブラ 5000万

9. リュラ (牡) ロードカナロア
カナロアspecial
リュラ自身がヒョログニャステゴ牝馬だったからどうだろうなと思ってたけど、カナロアspecial配合で母系の特徴を上手く引き出せた様子。という感想の立ち姿。
ただ歩かせてみるとやっぱり柔らかすぎないかな? という印象が勝る。
値付け等からも自信を感じさせる馬ではあるけど割とギャンブル要素も大きいかな。パンとすればかなり良さそうではあるんだけど。

 

イルデレーヴ 2000万

67. デイトユアドリーム (牡) ミッキーアイル

これは良いね。後ろも前も良くて基礎スピードの高そうな馬だ。

芝ダート兼用でいけるでしょ。

 

パタゴニア 4500万

62. ライフフォーセール (メス) キズナ

これはデキだけなら出色。

前が弓っぽいのはもう血統的な特徴なんだろうと割り切る。

キミは池添学を信じられるかな?w

 

バルレッタ 2400万

58. リミニ (メス) エピファネイア

こちらもエピファ×ディープなんだけど血統表に居並ぶ名前がとにかくすごい。

シーザリオエアグルーヴの競演だ。シーザリオディープインパクトを経由したサンデーサイレンスのクロス持ち。

字面が強すぎる。

馬はなんかえらいグニャグニャしてるw どうなのかな~

 

ユリシスブルー 2400万

55. アナスタシアブルー (メス) モーリス

アナスタシアブルーの子ってみんなこんな感じやね。

悪くないんだけど純粋に牝馬でこれだけ筋骨隆々なのってどうなんでしょw

こういう相似配合もどう転ぶんだろうか。モーリスは色々と切り口あって面白い。

 

バラキエル 3500万

45. スリールドランジュ (牡) ロードカナロア

ノーザン産なのになんか野暮ったいなと思うたらロブロイ入ってたというあるあるなやつ。

妙に主張してくるんだけど上手くいった試しはないような。

 

 

デビュー済みは以上。凄いテキトーで面白かったw。精査が足りてない状態でザっと書いた記憶しかなくて

一応人の目に触れるものならちゃんとやんなきゃダメだなと再認識。

あとは残りチェックしてて自分が気になった部分だけいくらか抜粋しとく。

 

2. トゥーピー (メス) ディープインパクト
まずディープ×ロベルトの牝馬というのがどうか? 懸念通り小さく出てしまっている。
ただコンパクトに纏まっていて横見は決して悪くない。小さな馬はバランス良く見えるのも確か。
質感や筋肉のバランスも決して悪くはない。膝軸回転系歩様でピッチ走法寄りだろうが、それだけにサイズ面でのデメリットをどう見るか? 肩の角度の良さでどれだけ補えるかな。

坂路動画の印象がずーっと良くて気に入ってるトゥールアンレール。

 

3 .シャトーブランシュ (牡) キングカメハメハ
大柄で枝の長いスケール感のあるキンカメ。現状腰高だけど横から見ると各パーツの造りは申し分なく映る。
特にトモの容量、質感は素晴らしいが
歩かせると若干頼りない。右後ろも怖いし右前も怪しい。
ポテンシャルを秘めているのは間違いないだろうけど、これは結構なギャンブルになると思う。

去年最もギャンブル感あったヴァイスメテオール

 

4. ライラプス (メス) キングカメハメハ
如何にもライラプスというシルエット。こういう後肢の造りをしたキンカメは正直好きじゃない。
上体に対しての下のバランスに怖さがある。

今年のリアアントニアとは逆でダメなパターンのキンカメ牝馬に映ったラレイナ。どうなるかな。

 

7. ピラミマ (メス) ハーツクライ
管囲だけは気になるけどそれを考えるとサイズが大きすぎず上体も軽やかな造りなのは良いことだと思う。
一つ上の姉同様リヴァーマン的なキレを引き出せそうなタイプなのも良い。
歩様も何も問題ない。質感も良い。気もよさそう。
繋ぎのことを気にする人は多いかもしれないけれど、スワーヴもエマノンも大して変わんないから僕は気にしない。むしろ長さがありつつ緩すぎないというのはハーツ産駒としてはプラスなはず。

去年めちゃ欲しかったハーツ。ルナベイル。

 

22. アルギュロス (メス) モーリス
立ち姿のバランスはマンカフェ感あって好みな方。
動かすと柔らかみがありスナップも利いててなかなか良い。ただ、小さい。そう、小さいのだ。
こちらはサンデークロスと共にロベルトのくせに柔らかみを伝えるシルヴァーホークのクロスも併せ持つ。
その影響もあるんだろうけど、モーリスはこういうサンデー感のあるタイプの方が良い気がする。

これも一貫して好印象でキャンセル募集落ちたりしたアルジェントステラ。

 

25. ヒストリックレディ (牡) リオンディーズ
前の構造があまりに窮屈だしそれが歩様にも出てる。
こういうのはちょっと好きくない。
確かにサイズも馬体のバランスも申し分なく立ち姿からはこれだけの値付けをしてくるだけのことはあるって思わされるんだけどね。
ただ前進気勢の強さは伝わるし膝軸回転系歩様かつ機敏でスピードの担保はありそう。
これで案外芝に下ろせば大きくしなやかに動けたりもするから馬はわからない。
少なくともイストワールファムの募集時の方が数倍良く見えた。

未だにあれよりシルクで良く見えた馬はいないかもってくらい愛してるファムの弟くん。ジュリオ。

 

51. タイタンクイーン (メス) ドゥラメンテ

泣く子も黙るタイタンクイーン様の登場だ。

去年馬はよくても自分の観点では高評価できないと述べたギルテッドミラーにもう新馬勝ちされちゃったので完全に白旗モード。

けど今年のはちょっとどうかと思うと、もう一度反旗を翻してみる。

ほんとタイタンクイーンは毎度自分をしっかり出しながらも絶妙に父を立ててくるな~って感心させられた立ち姿。

しかしこの繋ぎでこの前の踏み方はさすがに怖いわ。しかも管囲18.5。

さて、みなさんはどうするだろうか。

去年一番危なっかしく感じた馬。アンセラン。

 

54. ピクシーホロウ (牡) モーリス

これはルーカスっぽくないモーリス。リファールクロスやバクシンオーが入っててなるほどなという歩様。前の造りが非常に良く基礎スピードも高いはず。

サンデークロスができないパターンのモーリスなんだけど、どっちがどうなるか興味深いね。

こんなモーリスに走ってもらいたいんだが。ピクシーナイト。

 

56.ボシンシェ (牡) ネオユニヴァース

グレンツェントの全弟。

上より芝向きっぽいし距離適正も長めのイメージ。その辺もあっての友道厩舎なのだろうか? 悪いとこはない。

ボシンシェ産駒の適性当てクイズ毎年楽しい。リノユニヴァース。

 

61.アンティフォナ (牡) キズナ

キズナがほんと難しくて困る。早い時期に出てくるのがこんなに嵐猫感満載だとは想像してなかった。逆に言えば後から出てくる馬たちも基礎スピードの担保はありそうで、普通に成功しそうだね。

そして今年はシルクにきた2頭がともに良い。

今年のアンティフォナはイメージとしてはローズキングダムとの子に一番近い。この血統独特の前の窮屈さみたいなのはあるんだけど、芝に下ろせばまったく問題なく綺麗に伸びるしね。

タカシだし狙いたいけど、いったいおいくら万円の実績が必要になるやらw

ローウェル素直に楽しみ。

 

26.アンソロジー (メス) リオンディーズ
わりと好感触。
リオンディーズはこんな感じでspecial的な前進気勢と捌きの機敏さを持つタイプが多いのかな?
それでいてサイズも大きめに出るようだからそりゃ見栄えも良いよな。
芝向きの良いスピードがあるだろうし、質の良い母系と配合面からも結構面白い存在だと思う。

シルクのリオンディーズは印象良かったんよな。楽しみなアナザーリリック。

 

30.フィエラメンテ (牡) ジャスタウェイ

シルクさん今年唯一のジャスタウェイ

すでに丸々してて肉付き良好。

トニービンブライアンズタイムが融合したような不思議な感覚ある体型。

前のゴツゴツした感じはあまり好きではないかな。

こういう歩きにクセが強いタイプは1本の動画だけじゃ断じ辛いから困るんだよね。

去年のカラヴィンカとか一昨年のブラックエンブレムとかさ……

この2頭と違うのは配合的にそんなに推しポイントがあるわけではないってところか。

さてどんなもんかアウトストラーダ

 

34.モヒニ (メス) American Pharoah

シルク名物持ち込み牝馬。萩原厩舎の! アメリカンファラオ

字面からパンチ効いてんな~と思ってたら馬はもっとパンチ効いてたw

イマドキ日本でこういう体型の馬を見ることは少ないね。

ちょっと左右のバランスに違和感がある。

今やプレミア感突き抜けてるアメリカンファラオ。この馬はさすがにちょっとどうなん? って感じだったんだがさてどうなるかなイシュタル。

 

38.  ヘアキティー (メス) ディープインパクト

ヘアキティー回してくるなんてやるじゃん。しかも中内田。見るの楽しみだった。願わくば牡馬ならもっと…

見ての通り注文つけるとこないすばらしい馬ですわ。早生まれらしい完成度の高さも感じるが、それは今の時代アドバンテージでしかないし。

買えるもんなら買いたいけどね。

小ささだけは憂慮すべき点かもしれないが血統構成的にはこれくらいあれば気にしなくていいと思う。

今年のウェイヴェルアベニューとどっちが感触良かったかなーって思い出してたんだけど、ディープ牝馬としてならこっちだね。ヘアケイリー。

 

 

☆出資馬以外ではこんなもんか。去年はこの段階でハッキリ高評価した馬から自分が獲れたのは母プチノワールノワールドゥジェ)と母ブロンシェダーム(セラフィナイト)だけだったなあ。結果的にとにかく可能性に賭けるという形の選馬になってしまった。

さてどうなるかなこの世代。