あなたの隣の青い春

ー Not Secured,Loose Ends -

シルクホースクラブ2021年度1歳馬募集。経過とまとめ。中間①&②+最終結果、実績ボーダーなどから

第一次募集 出資お申し込み受付状況①

8/2 午前11時時点。250口以上の申し込みがあった募集馬を以下に。

この時点で前年一次申し込み総数の30%

名前が挙がったのは74頭中45頭

                口数 抽優 

1 エディスワートンの20      273  106
2 アルビアーノの20        312  75
7 トレジャーステイトの20     407  112
8 ロゼリーナの20         437  140
9 ヒカルアマランサスの20     300  100
10 カリンバの20             531  194
11 ツルマルワンピースの20     490  222
12 シャクンタラーの20       281  50
14 モルジアナの20                      496  162
15 パーシーズベストの20           444  104
16 パンデイアの20                      832  369
17 リミニの20                             738  244
21 クードラパンの20                  277  67
23 スナッチマインドの20            384  108
24 ランニングボブキャッツの20  337  61
27 ブロッサムレーンの20     318  60
28 ミスティックリップスの20   259  41
29 ロザリンドの20        601  300
30 ドントテルソフィアの20    268  37
31 ソーディヴァインの20     261  48
33 ウインミーティアの20     363  75
35 オーロラエンブレムの20    891  218
37 カルディーンの20       316  34


40 ハーレクイーンの20      325  95
41 ピラミマの20         737  343
43 ショウナンパンドラの20    261  115
44 デックドアウトの20      303  98
45 ウェイクミーアップの20    501  149
47 アグレアーブルの20      506  170
49 ディープストーリーの20    340  68
53 シャンブルドットの20     548  157
56 アルジャンテの20       437  133
57 ブレッシングテレサの20    266  38
58 ユードントラヴミーの20    331  45
59 ローズウィスパーの20     266  49
60 プチノワールの20       394  117
61 アズールムーンの20      449  114
62 シーズインクルーデッドの20  251  28
65 アイムユアーズの20      397  125
66 オーシャンビーナスの20    390  77
67 スペシャルグルーヴの20    715  165
68 メテオーリカの20       283  27
72 サダムグランジュテの20    1,098  307
73 オリエンタルダンスの20    298  35
74 ジェットセッティングの20   263  73

 

からの~

 

第一次募集 出資お申し込み受付状況②

8/5 午前11時時点。250口以上の申し込みがあった募集馬を以下に。

この時点で前年一次申し込み総数の60%

そして名前が挙がったのは74頭中70頭 70頭

前年の発表時より5時間早くてこの状況。笑っちゃうね。

なお前年は締め切り前日午後4時の段階で75頭中64頭が250口overだった。

                口数 抽優

1 エディスワートンの20      524  183
2 アルビアーノの20        646  180
3 ルシルクの20          329  54
5 ダストアンドダイヤモンズの20  314  46
6 アーデルハイトの20       446  89
7 トレジャーステイトの20     792  214
8 ロゼリーナの20         837  280
9 ヒカルアマランサスの20     577  200
10 カリンバの20          896  284
11 ツルマルワンピースの20     847  368
12 シャクンタラーの20      578  94
14 モルジアナの20         922  303
15 パーシーズベストの20      841  203
16 パンデイアの20         1361  480
17 リミニの20           1241  366
18 ランズエッジの20        262  32
19 テルアケリーの20        423  58
20 コーステッドの20        295  19
21 クードラパンの20        599  106
22 オーラレガーレの20       286  16
23 スナッチマインドの20      752  164
24 ランニングボブキャッツの20   689  134
25 ウルトラブレンドの20      387  55
27 ブロッサムレーンの20      520  91
28 ミスティックリップスの20    519  78
29 ロザリンドの20         995  456
30 ドントテルソフィアの20     571  74
31 ソーディヴァインの20      614  115
32 サトノオニキスの20       339  20
33 ウインミーティアの20      733  131
34 ヒルダの20           255  10
35 オーロラエンブレムの20     1438  342
36 シンシアズブレスの20      259  8
37 カルディーンの20        548  62
38 ヴィアフィレンツェの20      274  28
39 セラドンの20          251  19

 

40 ハーレクイーンの20       614  168
41 ピラミマの20          1248  595
42 シングルゲイズの20       260  53
43 ショウナンパンドラの20     414  165
44 デックドアウトの20       573  154
45 ウェイクミーアップの20    920  240
46 アースサウンドの20       259  25
47 アグレアーブルの20        850  250
48 エルディアマンテの20      457  64
49 ディープストーリーの20     613  128
50 チャーチクワイアの20      356  51
51 グリューネワルトの20       398  83
53 シャンブルドットの20      1032  307
54 ヴァフラームの20        491  96
55 プラウドスペルの20       498  58
56 アルジャンテの20        768  226
57 ブレッシングテレサの20     514  72
58 ユードントラヴミーの20     668  107
59 ローズウィスパーの20      543  83
60 プチノワールの20        770  199
61 アズールムーンの20       827  157
62 シーズインクルーデッドの20   485  57
63 ティッカーテープの20      314  40
64 アピールⅡの20         252  19
65 アイムユアーズの20       784  229
66 オーシャンビーナスの20      739  142
67 スペシャルグルーヴの20     1282  276
68 メテオーリカの20        662  85
69 スウェアトウショウの20     406  57
70 ネオヴィクトリアの20      520  68
71 デイトユアドリームの20     258  11
72 サダムグランジュテの20     1881  540
73 オリエンタルダンスの20     505  67
74 ジェットセッティングの20    527  161

 

そんでもって最終結果がこれだ! どーん!

                 口数 抽優

1 エディスワートンの20      1,097  307 優先  2,038,000

2 アルビアーノの20        1,334  368 優先   2,430,000
3 ルシルクの20           844  94 一般    724,000
5 ダストアンドダイヤモンズの20   861  120 一般    850,000
6 アーデルハイトの20       1,098  190 一般   1,936,000
7 トレジャーステイトの20     1,546  374 優先   2,950,000
8 ロゼリーナの20         1,435  417 優先   2,630,000

9 ヒカルアマランサスの20     1,032  340 優先   2,076,000
10 カリンバの20          1,518  445 優先  2,164,000

11 ツルマルワンピースの20     1,605  663 優先  6,544,000
12 シャクンタラーの20        1,328  219 優先   1,230,000
14 モルジアナの20         1,628  521 優先   4,734,000
15 パーシーズベストの20      1,667  424 優先  3,564,000

16 パンデイアの20         2,322  745 優先  6,260,000

17 リミニの20           1,974  539 優先  2,854,000

18 ランズエッジの20         735  41 一般    460,000
19 テルアケリーの20        1,087  205※ 一般  1,070,000
20 コーステッドの20         717  36 一般    600,000
21 クードラパンの20        1,440  270 優先   2,344,000
22 オーラレガーレの20        813  30 一般   710,000

23 スナッチマインドの20      1,428  271 優先  1,740,000

24 ランニングボブキャッツの20   1,564  289 優先  2,500,000

25 ウルトラブレンドの20       844  83 一般    674,000
27 ブロッサムレーンの20      1,190  178 一般  1,288,000

28 ミスティックリップスの20    1,119  125 一般   824,000

29 ロザリンドの20         1,851  810 優先  10,592,000

30 ドントテルソフィアの20     1,220  150 一般   948,000
31 ソーディヴァインの20      1,393  259 優先  2,420,000

32 サトノオニキスの20        773  29 一般    456,000
33 ウインミーティアの20      1,423  256 優先   1,464,000
34 ヒルダの20            515  12 一般    312,000
35 オーロラエンブレムの20     2,226  488 優先   4,240,000
36 シンシアズブレスの20       612  19 一般   410,000

37 カルディーンの20        1,103  89 一般    974,000
38 ヴィアフィレンツェの20      549  51 一般    366,000

 

40 ハーレクイーンの20        1,244  364 優先  2,286,000

41 ピラミマの20          2,220  1053 優先  7,352,000
42 シングルゲイズの20         719  92 一般    936,000
43 ショウナンパンドラの20      769  250※ 一般  1,884,000
44 デックドアウトの20       1,215  334 優先  1,940,000

45 ウェイクミーアップの20     1,700  436 優先  2,344,000

46 アースサウンドの20        619  39 一般    772,000
47 アグレアーブルの20       1,641  494 優先  3,144,000

48 エルディアマンテの20      1,061  123 一般   716,000

49 ディープストーリーの20     1,183  207※ 一般  1,230,000
50 チャーチクワイアの20      1,021  126 一般   948,000

51 グリューネワルトの20       990  144 一般   1,242,000

53 シャンブルドットの20      1,737  455 優先   2,888,000
54 ヴァフラームの20        1,132  234 優先    1,086,000
55 プラウドスペルの20       1,265  136 一般   1,330,000
56 アルジャンテの20         1,393  367 優先  1,894,000

57 ブレッシングテレサの20     1,110  137 一般   844,000

58 ユードントラヴミーの20     1,579  243 優先   1,782,000
59 ローズウィスパーの20      1,222  161 一般   1,130,000
60 プチノワールの20        1,495  382 優先  3,054,000

61 アズールムーンの20       1,491  288 優先  1,824,000

62 シーズインクルーデッドの20   1,179  106 一般   814,000

63 ティッカーテープの20       598  64 一般   320,000

64 アピールⅡの20          607  27 一般   322,000

65 アイムユアーズの20       1,547  450 優先  3,780,000

66 オーシャンビーナスの20     1,444  279 優先   1,806,000
67 スペシャルグルーヴの20     2,288  463 優先  5,464,000

68 メテオーリカの20        1,697  228 優先   1,618,000
69 スウェアトウショウの20      808  76 一般    410,000
70 ネオヴィクトリアの20      1,230  167 一般     794,000
71 デイトユアドリームの20      620  28 一般    326,000
72 サダムグランジュテの20     3,179  877 優先  8,420,000

73 オリエンタルダンスの20     1,120  81 一般   1,180,000
74 ジェットセッティングの20    1,088  304 優先  1,886,000

 

雑感。

結局2021年度の一次募集満口馬は最終的に69頭

2018年37頭 → 2019年50頭 → 2020年61頭 → 2021年69頭

とまあ青天井の右肩上がり具合は変わらず。

簡単に記録をば。

 

抽優制度が登場した3年前(2018年)の人気上位3頭がこれ、

アドマイヤセプターの17 2629口 抽優1193口  実績789万4千円

アイムユアーズの17   2426口 抽優1036口  実績1061万8千円

タイタンクイーンの17  2029口 抽優724口   実績771万2千円

 

そしてアーモンドアイ効果全開だった2019年の人気上位3頭。

スイープトウショウの18 2170口 抽優940口   実績805万8千円

モシーンの18      1942口 抽優777口   実績1190万2千円

リュラの18       1864口 抽優784口   実績728万円

 

昨年2020年の人気上位3頭。

ルールブリタニアの19  3,048口 抽優1,143口   実績1321万2千円

ポーレンの19      2,671口 抽優721口    実績694万4千円

ブラックエンブレムの19 2,481口 抽優762口    実績585万円

 

そんで2021年人気上位3頭。今年はめちゃくちゃ分散していてバラッバラ

サダムグランジュテの19 3179口  抽優877口   実績842万円

パンデイアの20        2322口     抽優745口   実績626万円

スペシャルグルーヴの20  2288口    抽優463口    実績546万4千円

抽優TOPはピラミマで1053口  実績TOPはロザリンドで1059万2千円

 

なによりサダムグランジュテが集めた票数に驚き。いくらシルバーステートに魅力あるからってサダムグランジュテだよ? 去年僕がキャロット新規でお姉ちゃん買えちゃったよ?

全体的には単純に票がこれでもかと分散した上に案の定お金持ちさん達が食い散らかしに来たのか人気中位層の実績ボーダーがグイ~ンしてる感。

実績150万程度で勝負になる一般抽選まで残る馬ならともかく、抽優200口超えの馬たちはもう実績で拾うなんてパンピーには無理ぽ。

 

今年も前日最終から全体票数は2倍ちょい(約44000→約88000)。抽優が1.8倍ほどの伸び率(約10000→約18500)

やはり牡馬は最後にギューンと伸びやすい。

抽優数が前年から1600ほど増えてるっぽいけどこちらはちょっと案外かな?

個人的にはもっと玉砕覚悟の飛び込み増えて票数10万付近までいっちゃうのではとまで考えていた。

だいぶ現行制度に限界感出てきたかな。

さすがに何かしら手を入れないと厳しいのではないかねシルクさん。

まあ庶民が諦めてどんどん手を引いてくれればいいだけ。くらいに思ってるかもしれんがね。

申し込み頭数制限でも付けてくれないかと秘かに期待はしてるけど、現状でも抽選運ゲー度合いきつすぎて実績格差がどえらいことになっちゃってるから

いきなりそんなんやるよとなるとそれはそれで一部お得意様からは非難轟々だろうなあ。

 

元クラブ所属馬の産駒を優先的に入れました! ぜひ元愛馬の産駒への出資をご検討ください! なんてセールスされたところで僕の元出資馬とかコレだからね。コレ。

10 カリンバの20          1,518  445 優先  2,164,000

61 アズールムーンの20       1,491  288 優先  1,824,000

白々しいよなあ。アホくさ。

イストワールファムやスイープセレリタスの子が募集かかったところでまず人気になって獲れないもんね。

牡馬や人気馬はなかなか買えない狭き門→ちょっと欠点があったりする人気薄い牝馬メインになる→活躍したり血統的価値でノーザン関係繁殖入りから産駒の募集かかっても今度は人気しちゃって持てない。

とかいう新たなストレス要因をわざわざ付与してきたシルクホースクラブ2021年度1歳馬募集、

みなさま今年もお疲れ様でした。

ボージェストの19に当選したので、今さらな雑感と共に

はい。タイトル通り当たってしまいました。

……

シルクさんの追加募集で「お、おう……」となる現実を突きつけられたもんで(去年ほどのインパクトはまるでなかった)

直後に控えるキャロット様の追加募集馬は頑張って掘り掘りしちゃうぞ~

とか意気込んでいたものの、実際出てきたのは「う、うん…」くらいの馬たちでやる気が萎んでしまった。という言い訳。

当初はキャロットなので血統の魅力だけでマニーズオンシャーロットに行こうかと思ったりもしたんだけど、ゆっくり考えなおし、自分の基準で行けるレベルなのはボージェストだけだよなあ、なんて思考がぐるぐるしているうちに近づく締め切り。

最終的にボージェストのみポチって当たりやした。

抽選ってちゃんと当たるんだね。シルクのせいで忘れていた。

 

一応、各馬への簡単な印象を置いとく。基準は以下に↓↓

シルクホースクラブ 2021年度第1回追加募集検討。今年も10頭いるよっと - あなたの隣の青い春

ラフィエスタの19 牝 父ドレフォン(母父スペシャルウィーク) 2000万円

 サイズ申し分なし。特に手術歴など無し。育成の進みも良く早期入厩示唆。

ウインドインハーヘア牝系で安めということもあり人気する要素は揃ってた。

しかしラフィエスタといえばシルク民はラスファジャスを思い出すよね。あれの募集時の出来栄えは素晴らしかった記憶。

比較してしまうとどうしても印象が落ちる。

馬体は雄大なフレームのわりにちょっと寂しく見えるが(まあ牝馬だし)走らすとなかなかセンスありそうな身のこなし。

上は悉く上手くいかず繁殖として全く実績残せていないものの、本馬はセレクトセール出身でもあり健康面に関しては一定の信用は置けそう。

さて、走るやろか? 全然わからん。

というかイメージができない。なにか特徴があるわけでもなく、それは配合面から見てもそう。芝でキレる馬ではないだろうし、だからといって短距離や長めの距離やダートでブイブイというタイプでもない。難しい。どこかで勝ち上がってコツコツくらいはありそうだから、という「R」

 

マリアライトの19 牝 父ロードカナロア(母父ディープインパクト) 5000万円

この血統がここまで出てこなかったんだからそりゃ小さかったんだろうというのは言われなくてもわかる話で(ただでさえカナロア×ディープの牝馬だし)

上手く育ったのかなと思いきや未だ400キロ。管囲19㎝。ついでにボーンシストでしたテヘペロ

近況含め字面だけでこれはちょっと……感を必要以上に滲ませる。

骨格や体質、歩様なんかはこの血統らしさが見て取れるんだけど、だからどうしたという状態。

坂路動画も現状このペースでアップアップしてて、ボーンシストでの遅れが思いっきり響いてる感じだし、これで1月生まれなんだもんなあ。

これなんとかなったら凄いなあ。いくらアワブラの可能性あると逝っても5000万はなあ。「NR」

 

アブソルートリーの19 牝 父ミッキーアイル(母父Redoute's Choice)1800万円

廉価のミッキーアイル牝馬が音無行きってだけでそれなりに期待値ありそう。という入り口。

この母、理由はわかんないけど受胎しにくい?ようで、ディープやドゥラメンテの相手にも選ばれながら結局産駒を出してこれなかった。

この馬も骨片摘出があったようで。

歩様を見るとなかなかしっかりしていて確かな筋力を感じる。坂路も力任せスピード任せに突貫してる。気性的な綱渡り感もありつつ素のスピード自体も高そうなので、ミッキーアイルならこれはこれで良いんじゃないかなと。

ここまで血統表尖ってると母としても面白いことできそうよね。「R」

 

マニーズオンシャーロットの19 牝 父Arrogate(母父Mizzen Mast) 2400万円

アロゲート牝馬だウヒョー。からの動画見てもにょる。

フレーム大きいのにシュッと華奢に映る体型はUnbridled's SongとCozzene経由のCaroクロス馬っていわれるとなんか納得。母母もミスプロクロス馬だったりでアメリカ~ンパワ~なイメージではないね。

まだまだ薄くて走ってるとこ見ても力感に欠けるし単純に今の状態で判断すれば一言「厳しそう」となる。

ただ、スピード自体は秘めていそうで身体が追い付いてくれば格好は付けられるかも。

僕はどちらかといえば資質的には芝馬寄りなのではと感じるけど、さてどうだろうか。「R」

 

ボージェストの19 牝 父エピファネイア(母父キングカメハメハ) 4000万円

ボーデンの下。そうでなくてもエピカメサンデー牝馬

全兄ネクサスアルカナムがズッコケ済みだけどあれはまあ初仔だし色々難しい馬だったのでノーカンで。それを抜いてもボーデンだってなかなか上手くいかず、難儀そうな血筋。

どうしてこんなところへ? なんと両トモボーンシストだったそうなw

しかしそんな字面からの怪しげな心象なんてどこ吹く風、驚くほど順調に乗り進められており早期移動すら見えている状態。

坂路入りが10月ってことは発見→処置自体が早かったのかなあ。それにしたって凄いリカバリーと成長速度。

前駆の充実ぶりと比べたらまだまだ後ろが弱そうに映る。坂路でもそういう部分は垣間見える。とはいえ、現状でも勝ち上がりくらいは問題ないレベルにあると思うし

ボーデンのように前肢の回転力がありつつも、もう少し明確に大箱向きのタイプへ育ちそうだから

このまま早期デビューからの勝ち上がりをキメてゆったり進められれば大きなところまで期待していいかもしれない。

なんか抽選に当たった後というのもあって凄く褒めてるようだけどリスクもハッキリしていて結構なギャンブルではある。

個人的にはボーンシストの手術歴よりも、血統的な体質面と、上体が充実しているからこそ響きそうな管囲19㎝の方に不安感が大きい。

まあ手塚厩舎なのも考えあってのことだと思うので、なんとかなって欲しいなあ。

厩舎の先輩稀代のデータクラッシャー、フィエールマンのように常識を忘れさせるくらい活躍してくれたら嬉しいな(期待しすぎ)「SR」

 

 

シルクホースクラブ 2021年度第1回追加募集検討。今年も10頭いるよっと

おひさしぶりのこんばんわ。ウマ娘に時間吸われすぎ太郎です。

今年も春のシルクホースクラブ追加募集(10頭)がやってきたから纏めていきやす。

みなさん萎えてますか?

僕は萎えすぎてやる気が絶不調です。おかげで締め切り日がやってくるまでキーボード叩けなかった。

やっぱり中間票見せられる前に勢いでやっておくべきですわ。

 

正直真剣に検討内容を書き残しておくのもアホらしい感じなんで今年はサラッと済ましてしまう。

ほんとシルクはどんどんしんどさだけが増していく……

なんとキャロット様の方でもシルクの後に追加募集がくるからこっちはしっかり残しとこうかと。

一応評価軸は去年と同じこれで。→UR SSR SR R NR の順で評価付け。

なお評価は各馬の募集額からのコストパフォーマンスを多分に考慮する。

去年分は以下に。

シルクホースクラブ 第2回追加募集馬検討 その⑧約束された全頭満口抽選行き。総評。 - あなたの隣の青い春

なんかノらないと思ったら今年は愛するハーツっ子がいないからか。

 

ではまず1頭目ローブティサージュの19 6000万円

ディープインパクト(母父ウォーエンブレム

体高 159.5 cm 胸囲 177.0 cm
管囲 19.0 cm 馬体重 402 kg

まあ予想通りというかローブ×ディープ牝馬でHaloクロスから誰もが想像する通りの

小柄で華奢で薄手で品のあるアウトラインの綺麗な馬。

滑らかでキレのある歩様そのままに、走らせても運動神経の良さを感じるフットワークで如何にも芝でビュッと切れそう。

ちっちゃいけど案外しっかりしてんな~と思ったら1月生まれなのね。

尺や体型からよくてあと一回り大きくなれるかな? という程度だろうし、なかなか判断が難しい馬。なんせこれで6000万円なんだもの。

なんか当たり前のように出してきてるけど、このタイミングで早生まれの400キロで管囲19cmの牝馬を6000万ですって出されて飛びつく感性ちょっと危うくないかなとか思ってしまったりw

みんな感覚バグってない? 大丈夫? 僕がついていけてないだけなんですかねこれ?

配合オタ的にもこれは無条件で乗っかっとかねばとなった去年のアルビアーノは3000万だったしねえ。

本馬も配合面は無難に纏まってるわけだが、手を出すの難しいなあ。SR」で。

 

 

2頭目エレガントマナーの19 4000万円

父モーリス(母父シンボリクリスエス

体高 162.0 cm 胸囲 182.0 cm
管囲 20.3 cm 馬体重 470 kg

セレクトセール落札馬。モーリスとボリクリがそのままフュージョンしたような見た目で枝の長いガッシリ大柄骨太くん。前進気勢が強く走りがガサツな大トビ突進型。もの凄く燃費が悪そう。昭和のガテン系みたいな馬だわ。

このなりでロベルト×ロベルト同系配合にサドラーとサンデーのクロスとか相似なんて甘ったるい言葉がまるで似合わない脂っこさ。おっちゃん見てるだけで胃がもたれるw

バレークイーン牝系っぽい手先の強さと気性の危なっかしさも見られるが、トップスピード足りないだろうしまあなんか気がついたらダートでドタドタ走ってそうな気がする。4000万すか。そうすか。「R」で。

見れば見るほど色んな要素を好意的に解釈したくなる馬だよね。ロマンがあるというか。

(結構ひどいこと言ってる自覚ある。これ活躍したらごめんなさいだ)

 

 

続けて3頭目ナスカの19 2000万円

父ドレフォン(母父サンデーサイレンス

体高 164.0 cm 胸囲 177.0 cm
管囲 20.5 cm 馬体重 456 kg

気が付けばもう骨董品感出てきた母父SS。時間経つの早いな~。

今年の追加募集馬中、立ち姿で最もビビッときたのがこの馬だった。

尺も申し分なくて、もういいお歳のナスカでも若い種の助力を得てNT成分を刺激され活力を感じさせる馬を出してきたなあと。どうしてこれが余っててここへ? となったわけやが

ボーンシストでしたと言われて納得。

歩様も動きも好印象なんだけどなあ。そうなるととにかく判断が難しい…。

まあ今は順調に進んでそうだし2000万ならノリでポチってみるのもアリかもしれない。

「R」で。

 

 

4頭目プリンセスフローラの19 1200万

サトノアラジン(母父キングカメハメハ

体高 160.0 cm 胸囲 176.0 cm
管囲 18.5 cm 馬体重 418 kg

なんと管囲18.5cmの418キロだ。脚を隠しちゃえば悪くないなと思えるんだけど。

筋肉の質はサンデー系らしくてせっかくこの牝系っぽい軽い捌きの脚長さんなんだが、可動域がイマイチでストライドが伸びきらない。このあたりはキンカメ牝馬っぽくもある。となるとサイズもこれではちと厳しいかもしれないなあ。

基礎スピード自体は備わってそうだから短めでボチボチかなという印象。ただそのカテゴリーでこんだけひょろい牝馬ってどうなん? というね。まあ1200万だからボチボチでもいいのかな。配合的には可もなく不可もなく。「R」

 

 

5頭目ジェンダーアジェンダの19 3500万円

Curlin(母父Holy Roman Emperor)

体高 163.0 cm 胸囲 187.0 cm
管囲 20.2 cm 馬体重 492 kg

パワー系〇外牝馬で3500万とかもうそれだけでそう簡単には手が伸びんよね(なお、中間400口超え。ほんとみんな大丈夫?)

健康優良児ってのは伝わるんだが、もう少し締まって凹凸ハッキリしてる状態で見たかったね。モサっとしててよくわからん。

皮膚感はミスプロクロス馬っぽい、というかZafonicぽい。案外柔軟性ありそうで重心の低さからくる安定感も感じられ、わりと底堅い印象も。芝の短めとかでもいける気はする。「R」

 

 

後半戦。6頭目オーサムフェザーの19 5000万円

キングカメハメハ(母父Awesome of Course)

体高 165.0 cm 胸囲 186.0 cm
管囲 20.2 cm 馬体重 494 kg

今度は5000万円キンカメ牝馬。なんか色々と麻痺ってきた。

オーサムフェザーなんてどうして残ってたの? というのが一番先に。

そんで動画見たらこの馬だけ坂路なし。歩様のみ。お察し。。。で済ませるのもアレだから一応…。

シルエットはキンカメ牝馬らしい。これで大柄なのは良さげ。歩かせて関節は硬めだけど肉質が良いから許容範囲内。なるほどスケール感は確かに。なおハ行で1ヵ月坂路に入ってない。現在トレッドミル。体質面に言及あり。そもそも休む前にどこまで進んでいたのか不明。というわけで解散です。

これに突っ込むのはもうただのギャンブルだよね。

走られたら仕方ない、の「NR」で。

 

 

7頭目クレバースプリントの19 2500万円

オルフェーヴル(母父サクラバクシンオー

体高 158.0 cm 胸囲 179.0 cm
管囲 19.0 cm 馬体重 436 kg

ハーツっ子インビジブルレイズの弟ですな。父オルフェと聞いて、ん? となったが

ノーザンテーストクロス4本は豪快過ぎて噴いた。

んでまあ本馬の見た目がまたオルフェっぽくユタカオーっぽくテーストっぽいという。これだけでも人気出るのわかる。

ちょっと前脚危なっかしいが、重心低めでコンパクトだしバランスも良く柔らかみあって捌きも軽いから持ちそうかな?

まだまだ成長途上感ありありで成長力には太鼓判押せる血統でもある。とはいえこの体型と管囲だからねえ。半信半疑。無事にいくといいね。「R」

 

 

8頭目カーニバルダクスの19 3000万円

キタサンブラック(母父Bernardini

体高 168.0 cm 胸囲 189.0 cm
管囲 21.0 cm 馬体重 498 kg

ほんとモーリスとキタサンブラックやたらコレクションしてるなシルクさん。

セレクトセール落札馬。価格が2倍になって登場だァ!(なんでや)

めっちゃキタサンブラックぽいサイズ感とシルエット。まあ牡馬で母父もBernardiniA.P. Indy系)だしね。

特に締める意図もない配合で身体持て余してそうだな~と動画見てみると案の定。

柔軟性の高さもあって現状フニャっと映ってしまうけど、パンとすれば。としか言いようがないやつ。「R」

こういうキタサンブラック牡馬が成長と共にどうなっていくかという部分には興味あり。

 

 

ラストスパート。スぺがまったく全身全霊くれなくて困る。

ケアレスウィスパーの19 3000万円

父ドレフォン(母父フジキセキ

体高 162.0 cm 胸囲 184.0 cm
管囲 20.0 cm 馬体重 476 kg

今回の追加募集馬10頭のうち、唯一血統配合的な興味を持っていたのがこれ。

期待通りの馬だった。小さくてスルーされてたっぽいかな?

ドレフォンを迎えてフジキセキDeputy Ministerを合わせる形。

前傾気味の低重心で体型に伸びがありつつ節々の強さと柔軟性を兼備しており、特にケチをつけるところがない。

エヴリウィスパー牝系の牡馬らしいアウトライン。もう少し手足をスラッと見せると中長距離の本格派になるんだろうけど、ドレフォンはそういう主張をする父ではなさそうなのでね。

ダートでも潰しはききそうだし、基本は芝のマイルベースでもオールマイティに対応できそうで楽しめるのではなかろうか。

申し込むならこれだよな~とやっぱりみんな思うようで超絶大人気(そらそうよ)「SR」

 

 

最後だ10頭目レディドーヴィルの19 2000万円

ブラックタイド(母父Fasliyev

体高 161.0 cm 胸囲 180.0 cm
管囲 19.1 cm 馬体重 440 kg

地味。

尺と立ち姿見ても、歩様と坂路動画見ても、いまいちここからこう良くなってくるのではというイメージが湧かない。

なんともいえなすぎる…。配合からどうこういう馬でもないし、こういうのが一番困るなあ。「NR」で…。

 

 

『総評』

色んな意味で去年の10頭の方が断然面白かったかなと。

今年のはどうも地味でピンとこないのばかり。とりあえずケアレスウィスパーの抽選だけ参加しやす。

 

 

エバーフレッシュ(パーシステントリーの19) ここまでの育成状況からの擦り合わせ。~2歳2月

シルク2歳勢5頭、最後はこのハーツっ子。

 

エバーフレッシュ (植物名。花言葉歓喜」)

パーシステントリーの19 父ハーツクライ 松永厩舎 (3500万円)

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(↑ 1歳8月 432キロ  ↓ 1歳12月 469キロ)

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募集時評価。赤字は血統配合からのみのイメージ。黒字がカタログ動画まで見てからの印象。

シルクホースクラブ2020年度1歳馬募集検討本チャン全頭評価記録⑤ 募集番号41~50 - あなたの隣の青い春

44. パーシステントリーの19  ハーツクライ  メス 158.0 172.0 20.1 432

「R」

 これまたお馴染みパーシステントリー。ディープ牡馬、ダメジャー牡馬ときて今回はハーツ牝馬ですね。Heavenly Prize牝系。

パーシステントリーといえば脚長で大柄で関節可動域が広くアメリカンな筋肉を確実に伝える。ディープでもダメジャーでもだいたいそんな馬なんだからよほど影響力が強いんだろう。

というわけでハーツ牝馬に替わっても似たような馬が出てくるものと思われる。

母はNorthern Dancerミスプロのクロスにナスペリオンも抑えており

ハーツクライとでは3/4Northern Dancer・1/4サンデーサイレンス

アイリッシュダンスを1/4欧とする3/4米1/4欧の形になる。

まず無難に走らせてくるだろう。

面白そう。アリ寄り。今のところ一番のハーツクライ枠候補かな。

 

なんか後肢の動きが面白いな

まあハーツに替わってもパーシステントリーはパーシステントリーだね。良い馬だ。

脚の長さフレームの大きさからすると体重軽め。とにかくまだ緩い

5月生まれで全体的に幼さを残しながらも歩かせれば手先は強いし、関節の柔軟さで自然と重心が沈んで前への推進力を見せるところとか確かな資質を感じる。

これから鍛えられてパンとすれば……と期待はさせるが如何せんハーツだからね。牝馬でもあるしパンとしないまま終わるリスクもあるw

ちょっと造り自体に癖があるからどういう育ち方するのか読めないけど

中距離をコツコツ走りながらどこまでいけるかやね。

 

アンダーライン引いてるところが募集時の姿からの大まかなイメージだった。

んで出資決定後。

ひとつ上の兄と比べても脚に危なっかしさもなく、歩かせると5月生まれとは思えないほどしっかりしていてハッキリとデキが上だと僕は思うので期待は大きい。

ルシルクやバシマーを逃してしまったことで毎度毎度更新がくるたびに冷や冷やさせられそうなラインナップになった中、最も安心して経過を見ていられる馬だろうから

精神安定剤的な意味でも期待してる()

のだけど、実際問題パーシステントリー産駒もわりと色々トラブル続きなもんで不安っちゃ不安。

正直現状でもはっきりパワー体質で、どれだけスピードが出るのか怪しいとこではあるが

芝中距離でコツコツやってってくれたら嬉しいです。

 

 以下、ここまでの育成近況コメントより抜粋。

 

11月 早来担当者 「軽めのキャンターを行っています」「調教中は前向きですし、体を柔軟に使った走りはとても好感が持てますね」「精神的にやや敏感なところがありますが、基本的には従順で扱いやすい馬です」

 

12月 早来担当者 ハロン17~18秒「真面目に走ってくれているのは好印象ですね」「馬込みの中でも前向き」「馬体の使い方が柔軟でセンスの良さを感じさせますし、これから体力が付けばまだまだ良くなってくると思います」「この調子で基礎強化を図っていければ」

 

12月31日 早来担当者 ハロン15~16秒「周回での調教量も増やして乗り込んでおり継続して体力強化に取り組んでいます」「坂路では真面目」「残り1ハロンで勢いが甘くなる」「まだまだ筋力・体力をつけていく必要がありますね」「大きなフォームで走れますし、身体能力の高さを感じます」「周りを敏感に気にする面や余計なしぐさが少なくなり、大人びてきました」「健康そのものといった様子です」「今後もいまのペースで基礎体力を固めていくことに注力していきます」

 

2月 早来担当者 ハロン15~16秒「その後も前回とほぼ同じ調教メニューで体力強化に努めています」「少しずつ体力が付いてきたことで、走りに余裕が出てきましたよ」「体を大きく使った良いキャンターができています」「その走りからは素質の高さを感じますね」「気性的にもだいぶ成長」「しっかりと体力を固めていきつつ、少しずつ負荷を高めて鍛えていきたいと思います」

 

(まとめ)

早くからモノの良さは評価されている様子で(兄姉たちはみんな期待されていたからそれはそうだろう)遅生まれのハーツ牝馬というプロフの本馬にはより長い目で向き合っているように感じる。

頓挫なく思う通りに育成を進められているのは好感。

募集時から見られていた柔軟性や可動域の広さを活かした大きなフットワークや、素の身体能力の高さ、良いところもハッキリしているけど

パンとするには時間を要しそう……という印象もそのまま。

もう少し素軽さ出てくると良いんだけどね。まあまだ坂路で15秒ペースを軽快に動けるほど力も付いていないんだろうが。

坂路動画からもそのへんよくわかるね。

じっくり造ってくれているのはこの馬に合っていると思うし、将来必ずプラスに作用すると信じたい。

このまま順調にいったとしても初陣は初秋といったところだろうか。

あと半年ちょっと。逞しく育ってくれますように……

 

ラジエル(ミスティックリップスの19) ここまでの育成状況からの擦り合わせ。~2歳2月

 シルクホースクラブ2歳馬の馬名が決まった。

もうちょっと遅れると見込んでのんびり今週中に出資愛馬情報纏めとけば間に合うやろってなめてたらこれよw

というわけで全馬決まった馬名でアップしなおし。年々馬名覚えるのが大変になっていく。寄る年波には勝てぬ……

 

ラジエル (神の神秘を意味する天使)だそうで

ミスティックリップスの19 父ミッキーアイル 宮田厩舎 (1800万円)

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(↑ 1歳9月 424キロ  ↓ 1歳12月 472キロ)

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募集時評価。赤字は血統配合からのみのイメージ。黒字がカタログ動画まで見てからの印象。

シルクホースクラブ2020年度1歳馬募集検討本チャン全頭評価記録④ 募集番号31~40 - あなたの隣の青い春

36 .ミスティックリップスの19  ミッキーアイル  メス 154.5 173.5 19.3 413 

「SR」

母は母父ジェネラスのくせに(失礼)だいたい何付けても走らせるデキる女。

それもジェネラスのCaerleonにニアリーDroneな血を合わせればちゃんと芝向きでそこそこキレる脚を使わせるんだから本当にデキる女だ。

とはいえやっぱりだいたい内回り、小回り向きの脚になるので性質的にはミッキーアイルとも合いそう。

Majorataを1/4異系とする形で配合も方向性も纏まってると思うし、なかなか面白いのではなかろうか。案外楽しみ。

 

ここまでデビュー済みの産駒を見ていると、全体的に締まり強めのわりにトップスピードはあまり出ないのかな? って印象のミッキーアイル

しかしこれはなかなか良いな。

シャープで鋭いラインの体型に、バネ感あって窮屈さのない柔軟でしなやかな歩様ミッキーアイルらしく前進気勢もあり良いスピード持ってそう

脚に危うさはあるけれど、宮田厩舎で早期から行けそうなマイルベースの牝馬に1800万なら賭けてみる価値ありそう。

1/4ドイツ異系のトレンドに乗っかってみたい。

 

アンダーライン引いてるところが募集時の姿からの大まかなイメージだった。

んで出資決定後。

いわずもがな前脚がだいぶ危なっかしいがそこは織り込み済み。

というかそもそも宮田厩舎自体に、血統背景などから期待感はありつつも色々と怪しい瑕疵のある馬が集められてる感があり(特に何もなさそうだった出資馬セラフィナイトに呼吸器系の話が出てきたところで勝手に確信したw)、そういう面からしてどんな結果も受け入れる準備はできている。

だいたい馬房数に対して入れすぎなんだからそりゃそうなるよね。堀厩舎や近年ではキムテツなんかも初期には特にそういう馬集められる傾向あったし、期待されてるからこそだと思っておこう。

 

ミッキーアイル産駒はだいぶ不安になるスタートを切ってはいるが

繁殖としてのミスティックリップスには全幅の信頼をおける。

本馬もシャープな造りで現状薄めに映るが非力感は無く、背中から腰にかけての柔軟性を備えた可動域の広い後肢の動きは見どころがあって運動神経良さそう。

この血統らしい俊敏な前捌きと父っぽい前向きさも相まって小回りや内枠からの捌きで小脚を利かせた良いレースを見せてくれるんじゃないかと楽しみにしてる。適性としては短いとこよりも案外中距離寄りなのかなと。

あまり上手くいってないロックオブジブラルタルが出たような力馬に寄ってるミッキーアイル産駒たちとは一線を画すし、母産駒らしく健康面に不安はあるが

結構やってくれるんじゃないかと秘かに期待してる。なんとか無事にいって欲しい……。

運動神経抜群の才女って雰囲気でめちゃめちゃタイプな女の子だし、イストワールファムが抜けた寂しさを埋めてくれるくらいの女の子であってほしい。

 

 

以下、ここまでの育成近況コメントより抜粋。

 

11月 空港担当者 ハロン17秒まで「動き、手応えともに問題なし」「背中が柔らかく、大きいストライドで走ることができていますが、まだトモに緩さがあり、その辺りが改善されてくればもっとバランスの取れた力強い走りに変わってくると思います」「体調面に関しても今のところ問題ありません」「非常に前向き。少し気の強いところがある」

 

12月 空港担当者 ハロン17秒「元来背腰に疲れが出やすい」「少し敏感な部分があるため」「機械の音に反応して、周りを気にするような素振りを見せることがありました」

 

12月31日 空港担当者 ハロン16~17秒「まだ力がつききっていない分、ハミに頼った走りになってしまいますが」「馬体重は先月よりも減ってはいますが、体が細くなったというよりも引き締まった印象です」「腰や胸前の筋肉は発達してきたものの、少しずつ体幹を鍛えていければと考えています」「先月は少し敏感な部分を見せることがありましたが、今月はとても落ち着いていますね」

 

2月 空港担当者 ハロン15~17秒「背腰の弱さは相変わらずですが、最近はあまりハミに頼らなくなってきた」「まだ馬体の緩さはあるものの、十分な運動量は確保していますし、これからどういう変化が出てくるか楽しみにしているところです」「精神面でも少しずつ落ち着きが出てきている」「脚元に不安はなく飼い葉もしっかり食べてくれていて、体調面に関しては心配ありません」「まだまだ幼さが目立つ現状ではありますが」

 

 (まとめ)

最新の近況では452キロまで体重が減ってきていた。動画で確認できる範囲でも別段細く映るわけでもなく、引き締まってこれくらい、ということなんだろう。

順調に育成過程踏んでいけるか正直不安だったけど、ここまではどこにも問題なく着々と進めていけている。

坂路でのフットワークなんかを見ていても元来前肢の可動域が狭めで大きく振り出せるわけでもないぶん、ずっと言及されている背腰の弱さやトモの緩さが顔を出しちょっと突っ込み気味で窮屈そうな走りになっているように感じる。

気持ちが強そうなのはミッキーアイル産駒の特色(現状先行してなんぼ)を考えると良い方に捉えたいけど。

 このあたりが解消してくれば道中はもっと身体を起こしゆったり走りながら要所で小脚を利かせる緩急に強い走りが見られるんじゃないかなあと。

とにかくしっかり乗り込みを継続できているのは嬉しい誤算w

このまま順調にいきますように……

フロスティグレイ(ラトーナの19) ここまでの育成状況からの擦り合わせ。~2歳2月

投稿予約設定するの忘れてた (*/ω\*)

書きながらD4DJのアニメ垂れ流してたんだけどデンパ具合がほどよく好みだ。

ゲームの方やりたくなってくる(これ以上手を出すソシャゲ増やすといよいよ睡眠時間とれずにお前死ぬぞ)

 

さて、3頭目はラトーナの19くん。

 

フロスティグレイ (4月13日の誕生色)

誕生色という概念初めて知った。365日分設定してあるんだろうか?

 ラトーナの19 父ジャスタウェイ 宮田厩舎 (2400万円)

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(↑ 1歳9月 422キロ  ↓ 1歳12月 464キロ)

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募集時評価。赤字は血統配合からのみのイメージ。黒字がカタログ動画まで見てからの印象。

シルクホースクラブ2020年度1歳馬募集検討本チャン全頭評価記録③ 募集番号21~30 - あなたの隣の青い春

27 .ラトーナの19  ジャスタウェイ  牡 150.0 165.5 20.5 414 

「SR」

鮮烈なデビュー勝ちを飾ったばかりのダノンザキッドと7/8同血馬。

残りの1/8ランジェリーもナスペリオン&ハーツのキモの1つBusandaと脈絡するMr. Busher持ちで注文を付けるところがない。

そもそもどっからどう見てもハーツクライ系とDansiliの相性は抜群で合わないはずがなく、現状この組み合わせの例が極僅かな中でシャドウディーヴァとダノンザキッドが出たんだから素直に乗っかりたいところ。

 

父がDansiliのハービンジャーも、Nijinskyとナスペリオンで名繁殖Hasiliを増幅しよう、が基本テーマなわけで

ハーツクライ系でもHasiliのナスペリオン弄りとデインヒルが入りゃそりゃあ信頼度上がるってもんよ。

Hasiliは偉大なのである。

 

配合面で言えば母ラトーナがNorthern Dancer4×4でここだけがちょっと気にかかる部分か。

母は重心低めなムチムチ体型とややこしい気性を伝えるイメージで、何よりここまで体質面が怪しい産駒ばかりなので当然不安もないことはないが

ひとまずどんな馬が出てくるか楽しみに待っていたい。

 

まあだいたいイメージ通りの馬だったわけだが、さあどうしようか。真剣に考える。

良い馬だとは思うんだけど、柔軟性の高さや可動域の広さが目立つ前駆と

パワフルな後躯に緩い繋ぎの組み合わせがいまいちズレて映ったり。

全体としては柔軟性を高めているように感じられつつ本質的にはパワー型なはずなので

その資質を十二分に発揮できる造りじゃないのでは? という疑念も湧く。

まだ緩いし前脚も怖い。相応のリスクがあるラトーナらしいラトーナだ。

絶妙に噛み合って上手く纏まるのか、僅かな綻びから一気に瓦解してしまうのか、色んな部分で紙一重感がある。ギャンブルだなあ。

まあ僕はハーツクライオタなのでね、最高に上手くいく方に張ってみたい。

 

アンダーライン引いてるところが募集時の姿からの大まかなイメージだった。

んで出資決定後。

配合からもデキからも資質の高さは疑わない。が、如何せんギャンブル要素がきつすぎるので強気にはなれないw

とにかく順調にいってくれさえすれば……。

馬体に関してもまだまだ大きくなるだろうし上にも伸びるだろうが、基本的にデインヒルが強い感じなので距離はあんまり持たなそう。これも芝のマイルベースで期待。

しっかり調教積んでいければ早期から動けるだろうが、この馬についてはただただ無事にいってくれることを祈るのみw

あーだこーだ言っておきたいことは色々あるけどこんなところで。

 

 以下、ここまでの育成近況コメントより抜粋。

 

10月 空港担当者 ハロン19~20秒「特に背中の肉が寂しい」「その割に走り自体はしっかりしている」「体調面、飼い葉食い問題なし」「気が強く、まだまだ子供っぽい」

 

11月 空港担当者 ハロン17秒「性格的な子供っぽさがなかなか抜けてくれません」「ペースアップ後も良い動きを見せています」「飼い葉食い安定、体調面問題なし」

 

12月 空港担当者 ハロン16~17秒「一時10kg以上増えてから運動で引き締まっての5kg増と体質は着実に良化しています」「全身を上手に使った素軽い走りをしていますよ」「課題としては頭を巻き込みながらハミに頼って走ってしまうところですね。トモに力がついてくれば自ずとハミに頼るところも少なくなってくると思いますし、普段から首を長く使えるように意識して騎乗しています」「ここ最近は少し飼い葉を残すことが多くなってきた」「性格的な子供っぽさは相変わらず」「気持ちの面もピリッとしている」

 

12月31日 空港担当者 ハロン15~17秒「課題であったハミに頼って走ってしまう点は若干修正出来ているかなと思いますが、時計が速くなると慌てるような感じですね」「厳冬期にも関わらず毛艶は良化していますね」「完食することが少ないので、もっと食欲が出てくると良いのですが・・・」

 

2月 空港担当者 ハロン15~16秒「以前よりも馬体がしっかりとしてきたように感じますし、それに伴い坂路での動きにも迫力が出て来ているように思います」「ハミを巻き込み気味に走っていたのが、徐々にバランスを起こして動けるようになってきています」「厳冬期ながらも相変わらず毛艶は良好です」「飼い葉もこの馬なりに食べており、体調面には問題ありません」「ダイナミックなフットワーク」「走ることに対して前向きなのは良い点」

 

 

(まとめ)

毎月ビクビクしながら近況更新を読んでるw

なかなか繊細そうで、ふとしたきっかけでバランスが崩れると一気にガタガタっと転げてしまいそうな怖さがある。まあそんなリスクも織り込み済みなわけですが。

体調面は安定していて毛艶なんかは本当にいつも良い。調教強度が上がると飼い食い悪くなりイマイチ身になりきれていないところがある感じか。写真で見てもまだまだ肉付き甘くて全体的に子供っぽいよね。

暖かくなるにつれてグッと良くなってくるんじゃないかという期待感はある。

募集時評価に引用したダノンザキッドがその後しっかり3連勝でG1まで獲ってくれたし、本馬の坂路動画でのフットワークまで、配合動きどの角度から見てもやはり資質の高さ自体は疑う余地なしと言っていいかと。

馬体の造りに関してはどんどんデインヒル感が増してきているが、こういう方向に成長してくるとなると今後は募集時に見せていた生来の柔軟性がいいアクセントとして輝いてくるかもしれない。

身体はもう一回り大きくなってもらいたいけど、動きの方はしっかり乗り込めているのもあってか一歩ずつ着実に良化していて好感。

とにかくこのまま無事にいってくれー。

 

ラスール(サマーハの19) ここまでの育成状況からの擦り合わせ。~2歳2月

お次はサマーハの19ちゃん。

 

ラスール (フランス語で唯一無二)

勝手にS〇ー〇で4文字馬名になるもんだとばかりw

サマーハの19 父キタサンブラック 藤沢厩舎 (4000万円)

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(↑ 1歳9月 456キロ  ↓ 1歳12月 459キロ)

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募集時評価。赤字は血統配合からのみのイメージ。黒字がカタログ動画まで見てからの印象。

シルクホースクラブ2020年度1歳馬募集検討本チャン全頭評価記録③ 募集番号21~30 - あなたの隣の青い春

24. サマーハの19  キタサンブラック  メス  155.0 171.0 19.6 446

「SR」

毎年のように産駒のデキを絶賛されながら色々あって大きな成功を収められずにいるサマーハ。

シングスピールWoodmanという構成で胴伸びと手先の強さが産駒の特徴。

確実なスピードも伝えるけど、少々日本の芝向きなしなやかさに欠ける印象もある。

キタサンブラックを迎えてHaloの4×4とナスペリオン

シンプルにスピードは備わりそうなんだけど、わりと相反する要素を主に伝えそうな両親の組み合わせなのでそこんとこ判断難しそう。

さらに牝馬だしなあ。適性面で言えばシャケトラに寄るかダート馬かって感じだろうしちょっと手を出しづらそうである。

 

うん、めっちゃサマーハ。

体幹しっかり。抜群のグリップ力。程よく締まりのある体質胴長でゆとりのある体型。もうちょっとケンカしあうんじゃないかと考えたがいい感じに調和してる。っていうかほとんどサマーハ。

4/4Northern Dancerクロスになる時点でちょっとな~という気持ちを抱えていても揺らぐ出来栄え。

早期から芝のマイルベースでキタサンブラックを走らせるならこういうのが良かったりして?

あまり前肢が伸びずかき込みが強いピッチ寄りの捌きだけど長めの胴とは噛み合ってる。シャケトラのように芝馬じゃないかな

 

アンダーライン引いてるところが募集時の姿からの大まかなイメージだった。

んで出資決定後。

こちらも締まり強めで体幹のしっかりとした印象。しなやかな切れ味には欠けるだろうが

代わりに基礎スピードと粘着力を活かして前受けで頑張ってくれるんじゃないかと思ってる。性格的な強さも良い方に出るんじゃないかと。

芝のマイル~2000でいけるイメージなんだけどなー。

早い時期から走れるタイプだろうからそういう面でも期待してるんだけど、とにかくこの母なんでね、まずは順調にいきますように……

 

以下、ここまでの育成近況コメントより抜粋。

 

10月 空港担当者 「非常に神経質な面があり」「乗られることに対して警戒心がありました」「トモや背中に疲れを溜めやすい傾向」

 

11月 空港担当者 「これまで繊細な面を度々見せていました」「心身共に成長を感じます」「やや体力面で劣ってしまいますね」「馬体だけでなく内面の部分もこれから成長してくれると良いですね」

 

12月 空港担当者 「神経質な面は相変わらずですが、徐々に良くなってきています」「もともと体幹がしっかりしていて、動きに余裕があり身体の使い方にセンスを感じますね」「体力面が強化されてきていることを感じます」

 

12月31日 空港担当者 ハロン16秒「相変わらず神経質な面は残しているものの」「乗り手とのコミュニケーションがこの馬なりに取れるようになってきた」「乗り手は筋肉の柔らかさや体のバネなど潜在的に持っているこの馬の資質を高く評価していますし」

 

2歳2月 空港担当者 ハロン15秒「相変わらず神経質な面を見せている」「走りの力みや窮屈さという点は、段々と解消されつつあります」「本来この馬が持っている動きの良さにさらに磨きが掛かってきた感じ」「飼い葉食いには問題ない」「少し馬体に疲労が溜まりやすくなっています」

 

(まとめ)

これも募集時のイメージ通りの馬っぽいですわ。

ただもう少しメンタル面にはゆとりがあるもんだと考えていたんだけど、かなりピリピリしたタイプのようで。

筋肉の質が良くシャープで軽快な脚捌きからしてやっぱり芝でいけるのでは? となる。

坂路動画を見ていると、やはり前肢があまり伸びずピッチ型だが軸がしっかりしていてあまり緩さも感じず、精神面の危うさもあってか慎重に進められてはいるが順調にいけばそう遅くならずデビューまでいけそう。

札幌あたりが目標になるだろうか。性質的にも合うはず。

このまま無事にいきますように……